小豆(あずき)といえば、”あんこ”がすぐ頭に浮かびますね。たい焼きとか、ぜんざいとか美味しいですよね。こんな小さな粒の小豆には、いろんな効能、効果があるようです。
特に女性にとっては便秘や肌荒れや貧血にも効果があるようですので、今回はどんな効能があるのか調べてみましたのでご紹介します。
小豆は栄養の宝庫
小豆は以前は食品というよりは、医薬品として使われていたそうです。栄養価の高い小豆ですが、具体的にはどのような効果があるのでしょうか。
動脈硬化の予防効果
小豆のサポニンは、中性脂肪の生成を抑えて、コレステロール値を下げてくれます。また、小豆の赤い色に含まれるアントシアニンが、血液サラサラ効果もありますので、動脈硬化の予防が期待できます。
血糖値の上昇を抑える効果
小豆には、血糖値をコントロールする効果があります。食べたものがブドウ糖に変わり、血糖値が上昇するまでのスピードを遅くしてくれるので、血糖値の上昇を抑える食品と言われています。その為、糖尿病の予防効果も期待できます。
疲労回復の軽減効果
小豆には、ビタミンB群が多くて特にB1が豊富なので、エネルギーが効率よく作られるので、疲労軽減や疲れにくい身体になります。
丈夫な骨を作る効果
小豆には、多くのカルシウムが含まれているため、骨や歯を丈夫にする働きがあります。不足すると精神的に不安定になり、イライラが多くなってしまいます。
カルシウムはビタミンDと結びつくと、より吸収されやすいので、適度の日光浴をすると効果的です。
小豆ポリフェノールが免疫力効果
ポリフェノールは赤ワインよりも豊富に含まれています。その為、身体が酸化しないようにポリフェノールが活躍してくれます。またウイルスなどからも身体を守る効果があります。
小豆のポリフェノールは、豆類の中でも特に豊富で、北海道産の大納言小豆ではなく、普通の小豆の方が活性が高いそうなので、食べるにはこちらがオススメです。
女性に嬉しい効果効能
小豆には女性にとって嬉しいことばかりですよ。ダイエット効果、むくみの解消効果、便秘や肌荒れ予防など、効果が沢山あるんです。
ダイエット効果
小豆にはカルシウムが多く含まれているため、体内の有害物質を排出する効果があります。また、水分代謝を良くする働きもありますので、利尿作用でダイエット効果が期待できます。
貧血を防ぐ効果
小豆は鉄分も豊富なので、女性にとっては毎月の生理などで鉄分が失われやすいので、積極的に摂る必要がありますね。
鉄分が不足すると、酸素が各器官に行き渡らなくなり、身体が酸欠を起こし、貧血になってしまいます。
鉄分はビタミンCと一緒に摂れば、吸収が良いので、フルーツと一緒に食べれば、吸収率がアップするようです。
むくみ予防に効果
小豆にはカルシウムやサポニンが多く含まれるので、むくみや便秘や肌荒れなどに効果があります。
カリウムも含まれており、余分な塩分や水分を排出してくれますし、小豆の外皮に含まれるサポニンは、抗酸化作用があり中性脂肪を抑える作用もあるので、皮ごと食べるのをオススメします。
小豆のその他の健康効果
小豆にはまだまだ健康効果がありますよ。煮汁には、解毒作用がありますので、薬としても使われていた程薬効があります。
小豆の主成分は、良質のタンパク質なので、免疫力もあり、アミノ酸が多いので栄養価の高い食材です。
また、食物繊維も豊富で、ごぼうの3倍もあります。なので、腸内環境も整えてくれますので、大腸ガン予防にも効果があります。
まとめ
小豆は小さな粒ですが、効能効果は物凄いですね。ぜんざいにしたり、餡子餅にして和菓子などで食べる機会が多いですが、本当は砂糖の入らない小豆煮汁を食べた方が、より効果効能がありますよ。
これからは、毎日の食事に取り入れていきたい食材ですね。あなたも試してみませんか?