少しでも逆流性食道炎が楽になる方法はないものかと、今回はツボ押しと食事について調べてみました。【更新日】
逆流性食道炎 ツボ押しで改善
逆流性食道炎を完治するのは、なかなか難しいようです。なので、少しでも楽になれるような、胃や腸の調子を整えてくれる「ツボ押し」で改善したいものです。
中脘(ちゅうかん)
胃や腸の調子を整える効果があり、みぞおち辺りになります。おヘソから指4本分程度上の辺り。
少しお腹が空いた頃にゆっくりと、大まかにその辺りを押す、というか、軽い力でマッサージする感じです。気持ちが落ち着き、ストレス解消にもなります。
動画 食べ過ぎに良いツボ「中脘」1分30秒胃腸点(いちょうてん)
このツボは、手のひらの生命線の所の、手首から2cm程上の辺りになります。
胃や腸の働きを活発にしてくれます。特に食べ過ぎたり飲みすぎる人は、胸焼け改善になりますので、普段からこまめに押すようにしましょう。両手ともやります。
動画 胃腸点(最初の2分)内関(ないかん)
手首の付け根部分から腕の方向に、指3本分の辺り。中央部分をギュッと押します。
消化器官の不調に効果あり。テレビを見ながらでも出来ますので、思い出した時に押しましょう。両手ともやります。
動画 ツボ内関(ないかん)23秒百会(ひゃくえ)
頭のてっぺん・真ん中です。百の神経が集まっている場所とのことで、この名前が付いたそうです。
最初にちょっと強めに押して、その後そっと離します。
自律神経のバランスを整え、内臓の血流の流れを良くしてくれます。リラックスできて、ストレス解消にも。
動画 「ツボの王様」百会 2分14秒足三里(あしさんり)
「美肌のツボ」とも言われます。
胃腸の働きを高める効果があり、食べ物の栄養分をしっかり吸収できることにより、肌のハリを保ち美肌にも効果的ということです。
ヒザの骨(お皿)のすぐ下、外側にある「くぼみ」の部分から指4本下、少しくぼんだ所。親指の腹で3~5回ほど回し押し。左右の脚で行います。
動画 ツボ足三里 (あしさんり)21秒逆流性食道炎 食事
逆流性食道炎は、食べ過ぎたりすると胃酸が上がってきて口の中が苦く感じたり、吐き気がしたりします。
食べる量はもちろん、どんな物を食べれば効果的なのか調べてみました。
やはり消化の良いものを積極的に摂るほうが、胃に優しくて症状が緩和されます。
野菜中心に
野菜は食物繊維やビタミン類が豊富です。しかし、根菜類(大根やニンジンなど)は固いし、トマトは酸味があり、ニラなどの香りの強いものはNGです。
とにかく柔らかく煮たり炒めたりして食べましょう。酸味のあるものは料理方法を考えてなるべく酸味が少なくなるように調理します。
トマトは煮込み料理にすると、酸味はかなり減りますよ。皮を向いて塩麹などにつけても酸味が減ります。
豆類は加工した物を
豆類は固いので、胃もたれになりかねません。豆腐・納豆など発酵させたものや、煮豆の方が消化がいいので、そのように加工された物を選びましょう。
牛乳やヨーグルト
乳製品は胃の粘膜を守る働きがあります。牛乳は胃酸の分泌を抑えますが、なるべく低脂肪乳をオススメします。
冷たいままだと胃腸を冷やしてよくありませんので、ホットミルクにした方がいいでしょう。
ヨーグルトは腸の調子を整えてくれる働きがあります。便秘予防にもなります。
水分は白湯がオススメ
牛乳ばかり飲むのもコストがかかります。体への負担が少ない白湯(お湯)もいいです。
飲み物は、熱すぎても冷た過ぎても良くありません。ぬるめの温度か常温のものをゆっくり飲みましょう。
他にも、番茶や無調整豆乳もいいですが、飲み過ぎに気をつけましょう。
胃を休める
胃の負担になりにくいものだからと言って、ダラダラ食べると、胃が休まる暇がありません。
時間を決めて食べるようにして、間食はやめた方がいいです。夜、寝る前の食事も控えましょう。