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尿漏れ改善策
尿意を少し我慢すると、尿漏れで尿がちょろちょろっとズボンの内側に落ちてきて、気持ち悪いものです。
シークヮーサーで尿漏れ改善
尿漏れ、頻尿に悩んでいた父は、テレビの健康番組で「シークヮーサー」で改善できるとの話を聞き、近所のスーパーで購入、早速飲み始めました。
こういうものは3ヵ月は試してみなくては、ということで飲み続けました。
シークヮーサーって? |
シークヮーサーをキッカケに
飲み始めて約3ヵ月が過ぎた頃、尿漏れがほぼなくなったとのこと!
しかし、頻尿改善はダメでした。
このシークァーサーが、尿漏れと頻尿改善のきっかけになったそうです。
飲む量は1日1回、大さじ1杯・約5㎖。就寝の1時間半前に飲んでいます。
果汁100%で少々味がキツいため、飲んだ直後に少しだけ水を(約50㎖)飲んで、口直ししてます。水で割って飲んでもいいでしょう。
シークヮーサーのノビレチンに改善効果
シークヮーサーに含まれる「ノビレチン」という成分が、排尿障害に効果があることがわかってきました。
「尿漏れ」への効果
骨盤底筋(膀胱などを支える筋肉)が弱ることで起こる「尿漏れ」に効果。
膀胱の自律神経が整えられることで、排尿に関わる筋肉がやわらぎ、尿をためる容量が大きくなると考えられています。
排尿トラブル改善サプリ
排尿トラブルを改善させる食材では、クランベリー(女性向け)、ノコギリヤシ(男性向け)などのサプリメントが知られています。
ところが、「ノビレチン」のサプリメントは男性・女性ともに対応できるとのこと。
しかも、尿もれだけでなく、夜間頻尿や残尿感、日中の排尿回数、過活動膀胱の症状においても改善したという、医療機関でのテスト結果が報告されています。
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ちょい漏れ現象(排尿後滴下)
男性の場合の「ちょい漏れ」は、排尿したにもかかわらず尿が尿道に少し残っている場合に起こります。
このような場合、会陰(えいん)部(精巣と肛門の間の部分)を押すことによって、残ったオシッコを押し出すことができます。
それでも不安な場合は、尿漏れパッド代わりに吸水性のいいキッチンペーパー(ペーパータオル)を用意しておくのもいいでしょう。
"超吸収スポット" "地下水路機能" |
前立腺肥大症など
しっかりと排尿したにもかかわらず、ちょい漏れ(排尿後滴下)が改善しない場合は、前立腺肥大症なども考えられます。泌尿器科で診察を受けることも検討してみましょう。
先に尿漏れ改善できたメリット
頻尿改善に取り組む前に、尿漏れの改善が済んでいたのは良かったです。
といいますのも、排尿をぐっと我慢しなければならない頻尿改善法を試すためです。(膀胱の畜尿量アップ)
頻尿の改善策
夜間頻尿で、就寝中2~3回はトイレに行く必要があり、睡眠の妨げになっていました。
また、外出時には、排尿間隔が短くなってしまい、トイレ探しで忙しかったです。
父の頻尿は、起きているときは11~14回で、夜間頻尿は2~3回でした。
排尿間隔は、起きているときは1~1.5時間で、夜間で2~3時間でした。
頻尿改善の方法
頻尿改善のために、毎日1回実行したことによって得られた結果は次の通りです。
夜間頻尿2~3回 → 0~1回
(初回排尿は就寝後約6時間後。睡眠6時間の時は0回。8時間なら1回。)に改善。
青竹踏み
膀胱の神経は足裏にまで伸びています。竹踏みで足裏の膀胱ツボを押し、膀胱の神経を刺激します。
膀胱の異常な収縮を抑制し、膀胱の興奮を抑える物質が分泌され正常へ戻します。
足裏の「膀胱ツボ」は、足の土踏まず部分の内側にあります。
さらに、「尿管ツボ」が足裏の中心から少し下の位置に。
竹踏みすると、この辺りのツボが刺激されます。1日に2度(朝晩3分ずつ)行います。
100均ショップで購入しました。
手でツボ押しする場合
青竹踏みではなく、手でツボ押ししたい場合は、以下のサイトのイラストを参考にしてください。ツボの位置がわかりやすく書かれてます。
参考 解毒(腎臓・膀胱)のツボ膀胱の畜尿量アップ
膀胱の容量のうち約半分ほど尿がたまると、最初の尿意を感じます。
しかしその時点では排尿しなくてもよいのです。
その後、膀胱が満タンになって、2回目の尿意を感じます。この時に排尿するようにします。
尿のセンサー
尿が半分ほどたまる程度に膀胱が張ってくると、尿意を感じる「尿センサー」のようなものが働きます。
この時の尿意は、比較的軽いものですが、ここでトイレに行くことが習慣になっていると、尿のセンサーが「満タン」と勘違いしてしまいます。
満タンと勘違いすると・・・
膀胱にはまだ尿をためる余裕があるのに、1度目の尿意が「満タン」「もう限界」と感じるようになり、尿意が強くなってしまいます。
尿を我慢する意味
「尿センサーの誤作動」を防ぐための方法が、我慢すること。
膀胱に尿を「まだためられる余裕がある」と、尿センサーに伝えることになり、正常な働きに戻すことができます。
排尿我慢トレーニング
膀胱にためる量を増やすには、尿意を感じた1度目の排尿を我慢して、排尿間隔の時間を延ばすようにします。
畜尿量アップの取り組み
頻尿状態での「排尿間隔時間」を約1時間として考えた場合、そこから「膀胱の畜尿量アップ」への取り組みをスタートします。
このように、2日ごとに5分間ずつ遅らせていきます。
48日ほど続けると、排尿の間隔時間は約3時間にまで引き延ばすことができます。
基準をクリア
これは、1日17時間起きているとして、1日約7回の排尿となります。
泌尿器学会がいう「起きているときの排尿回数が8回以上で頻尿」という基準をクリアします。
我慢し過ぎには注意
1度目の我慢ができて、しばらく尿意が収まった。その後、「気づいたら約3時間ほど経っていた。」という流れになります。
1度我慢した後に、また尿意が来て、そこで無理に我慢して3時間「耐える」ということではありません。
膀胱や腎臓に負担をかけるリスクも
我慢のし過ぎを続けていたら、膀胱炎になったり、腎臓にも負担をかける恐れもあります。
1回の我慢で尿意が通り過ぎたら、次に来る尿意では無理せず、トイレに行きましょう。
少しずつ慣らしていく
最初の5分10分は難しくないですが、だんだん間隔を増やそうとすると厳しくなるかも知れません。
上に書いたような、「約3時間にまで引き延ばせる」かは個人差があります。2時間でも構いません。
短期間では排尿間隔の時間を延ばすことはできません。焦らず、できるレベルから慣らしていきましょう。
尿意を我慢するコツ
排尿間隔の時間を延ばすための「排尿ずらし」。我慢するコツがあります。
肛門を締める緩める
肛門を締めて、ゆるめる。5秒間ほど締めたら、ゆるめる。
骨盤底筋トレーニング
肛門を「締めて緩める」運動を繰り返すことは、「骨盤底筋トレーニング」の方法でもあります。
やはり筋肉は動かさないと、衰えてしまいます。
このトレーニングを、毎日の習慣として取り入れておくと効果が出ます。
1日に20回以上。10回×2など分けても構いません。
膀胱の血流がよくなり、骨盤底筋が鍛えられ、膀胱が正常に働くようになります。
効果的な姿勢
肛門を「締めて緩める」運動を効果的におこなう姿勢は3つあります。
仰向けに寝た姿勢
- 仰向けに寝て足を肩幅に開きヒザを立てる
- 全身の力を抜く
- お尻を上げる
- 肛門を締めて5秒数える
- 5秒数えたら力を抜く
寝た姿勢は睡眠の前や寝起きの「ついでに」できてラクです。お尻を上げるのがツラい場合は上げなくてもいいです。
つま先立ちで
椅子などを体の前に置いて、支えながらおこなうとラクです。
椅子に座って
- 椅子に座って足を肩幅に開く
- 背中を伸ばして姿勢を正す
- 肩の力を抜いてリラックス
- ゆっくりと肛門を締める
つま先立ちと椅子に座る姿勢は、電車に乗っている時などにもできますね。
気をまぎらわす
尿意を我慢すること「そのもの」に意識を集中させるのではなく、何か別のことを考えて、気を紛らわすことも有効です。本を読んだり、テレビを観たり。
体を動かす
貧乏ゆすり、足をジタバタさせる、早歩きなど、体を細かく動かす事も、気を紛らわすこと以上に効果があります。おそらく、自然とやってるのではないでしょうか?
利尿作用のある飲食物に注意
利尿作用のあるものを食べたり飲んだりすると、排尿の生理現象が起きますので、尿意を感じやすくなります。
長い時間トイレに行けないような状況なら、できるだけ避けたほうがよいでしょう。
カフェインなど
コーヒーや緑茶など、カフェインの含まれる飲み物。すいか、メロンなど水分の多い果物。ビールなどのアルコールや炭酸飲料は利尿作用が働きやすい。
体の冷え
体の冷え、特に足元が冷えると尿意が出やすくなるので、冷え対策を心がけましょう。
トイレの後に眠れない
寝てる間にトイレに行った後、なかなか寝つけない場合があると思います。
そのような場合は、リラックスして「腹式呼吸」を実行してみましょう。
感想:体の治癒力を信じて
高齢者ということで、身体の衰えもあるでしょう。なかなか改善が見られず焦ったり苦労することもあると思います。私の父は5ヵ月ほどかかったそうです。
就寝中の頻尿(夜間頻尿)に関しては、日替わりで良かったり悪かったりという感じ。
利尿作用のある飲食物をなるべく避けるようにしていました。
薬物療法は避けたかった
安易にあきらめて医者にかかると、薬物療法を勧められ、根本解決にはなりません。
長期に渡り薬を飲み続けるのは嫌だったので、あきらめずに粘りました。
サプリメントも使わず
体に備わった治癒力に期待して、サプリメントにも頼りませんでした。
コストもかかりますし、依存したくありませんでした。(シークヮーサーはサプリではなく食品)
早く改善させたいなら
早く効率的に改善を望むなら、サプリメントも有効かと思います。
もし、サプリを使ったりトレーニングに励んでも改善されない場合は、やはり医師に相談した方がいいでしょう。