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ピーナッツバターの代用食材
以前は大丈夫だった「ピーナッツバター」や「ピーナッツクリーム」。
でも、いつの日からかアレルギー反応が出てしまって食べられなくなった、ということがあります。好きなものが食べられなくなるのは悲しいですね。
パンの友 はちみつバタークリーム
ハチミツとバターを混ぜて、クリーム状にしてトーストを食べてるとき、「きな粉を混ぜたら美味しそう」と思って試しました。
ピーナッツバターの風味
あれ? これは「ピーナッツバター」みたいな風味・味では、と気づいたのです。きな粉の香ばしさが効いてるからでしょう。
簡単レシピ
- バター
- きな粉
- ハチミツ
適当な量のバターに
きな粉とハチミツを加えて
混ぜるだけ
きな粉は「たんぱく質」や「食物繊維」も多め。血糖値上がりやすいパンと食べれば、少しは上昇をゆるやかにしてくれそう。
こちらは通販サイトで見つけた美味しそうな「きな粉バター」
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ハチミツ+きなこ
バター抜きで、ハチミツときな粉だけでもおいしいです。脂質を減らしたい場合に。
豆乳+きな粉
大豆の組み合わせ。豆乳を混ぜることで、よりペースト状になり使いやすい。ハチミツで甘み調節。
ごまペースト
ついでに「ごまペースト」も試してみました。
「すりゴマ」にハチミツを垂らして混ぜただけです。
「ピーナッツバター」感覚と、「ごまペースト」の2通りでトーストを味わえていいものです。
他には「シナモンバター」にしたり、食パンは、のせる具材でいろいろ楽しめていいですね。
米粉のグルテンフリー食パン
パン屋で米粉の食パンを見つけたので買ってみました。
米粉パンって、米粉だけではなく小麦粉も入ってるものが多いのですが、米粉だけの「グルテンフリー」。
やっぱり米粉生地は「もちもち」してて、私好みです。ハマりそう。
小麦アレルギーでお悩みの方にはうれしいですね。
お近くのパン屋で見つけたら、お試しください。
代用食材のアレルギーについて
ピーナッツでアレルギーが出るということは、他の食べ物でもアレルギーが出てしまうのでは、と心配になります。
今回使ったピーナッツの代用でも、アレルギー反応が出る可能性があります。
特にハチミツは、採れた地域や花の種類でも成分が違います。
ハチミツが不安なら、メープルシロップや、普通に砂糖を使うなど、他にも甘味料はあるので検討してみてもよいでしょう。
バター アレルギー
加工食品のアレルギー表示義務がある「特定原材料」のうち「乳」が含まれます。
牛乳そのものではありませんが、乳製品アレルギーの人は要注意です。
大豆 アレルギー
豆乳を飲むことが一般的になり、大豆のアレルギーも増えているようです。
飲料として摂取することで、大豆たんぱくの吸収率が高まってしまうことが要因となります。
大豆アレルギー 症状
唇の腫れ、口内炎、皮膚の発疹・じんましん、吐き気や意識障害など色々な症例があります。
大豆は食べすぎない
きな粉の場合は昔から一般的な食材で、豆乳ほどの心配はありませんが、大豆には「反栄養素」と呼ばれる成分が含まれています。
カルシウム、マグネシウムといった、貴重なミネラルの吸収を抑制する働きなど、栄養吸収の邪魔をしたり、他にも様々な懸念があります。
アレルギーとは別の問題ですが、大豆由来の食べ物は食べすぎないほうが良いでしょう。
味噌や納豆といった発酵食品なら、発酵過程で「反栄養素」は消えるということで、大丈夫だそうです。
大豆は「畑の肉」
大豆はたんぱく質が多く、「畑の肉」と呼ばれますが、お肉と同様に「脂質」も多いです。
いわゆる「油もの」を控えたいと思ってる場合は、大豆も脂質が多いということを知っておいたほうがよいでしょう。
はちみつ アレルギー
ハチが集めてくる蜜や花粉、ハチから出される分泌物が要因となるので、花粉アレルギーの人は注意が必要です。
どの種類の花から取って来たのか?は、花の種類がさまざま有りますから、アレルギーが出るものもあれば出ないものもあるでしょう。
はちみつアレルギーの症状
口の周りが、かゆくなったり、はれ、湿疹といった皮膚の症状。口内炎や喉がイガイガする。花粉症のような鼻水、くしゃみ、また、腹痛や下痢になる場合も。
赤ちゃんには食べさせない
「ハチミツを与えるのは1歳を過ぎてから」と、一般的に知られています。
1歳未満の赤ちゃんがハチミツを食べると「乳児ボツリヌス症」にかかる恐れがあります。
ボツリヌス菌
「ボツリヌス菌」という細菌があって、それが体内に入った場合、赤ちゃんはまだ腸内環境が整っていないので、ボツリヌス菌が腸内で増えて毒素を出します。
便秘になったり、哺乳力(母乳を吸う力)の低下、泣き声が小さくなったり、元気がなくなるなどの症状がでます。
大人になると、ボツリヌス菌は他の腸内細菌に負けてしまうため、問題ありません。
ボツリヌス菌は熱に強い
ボツリヌス菌は熱に強いので、加熱や調理をしても死滅しません。1歳未満の赤ちゃんには、ハチミツやハチミツ入りのお菓子などは与えないようにしましょう。
食品パッケージの原材料チェックをしてください。
赤ちゃんはもちろん、もう少しマージンを取って、年齢が上(3~4歳)になるまで、ハチミツを食べさせるのは避けたほうがいいかもしれませんね。
ごま アレルギー
ごまの健康効果が注目されるようになり、ごまを食べる人が増えました。そのため、ごまアレルギーが発症する機会も増えています。
特に「すりゴマ」は吸収がよいので、アレルギー症状が出やすいとのこと。アレルギー表示の推奨品目にも加えられました。
アトピー性皮膚炎の人は、ゴマとの相性がよくないとされています。
ごま アレルギーの症状
口の中や体のどこかに「はれ」「かゆみ」「発疹」が出たり、「ぜんそく」のような呼吸困難になってしまう場合も。
食べる前にミルで
余談ですが、市販の「すりごま」は便利ですが、酸化が進んでしまっています。
私は市販の「いりごま」を、食べる直前に「ミル」ですってから使うようにしています。
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酸化に関しては「いりごま」も同じようなものでしょうが、少しでも酸化の影響が少ないのかな、ということで、このようにしています。
それと、細かいことですが、「いりごま」の方が、「ゴマをする」手間(コスト)がかかってないぶん、お値段が少し安いのです。
私はよくゴマを食べるので、長い目で見ると、ミルを買うことに価値を感じました。
参考 セラミックミル ゴマ【楽天】小さい子どものアレルギー
小さなお子さんは、まだ大人ほど体が出来上がってません。
アレルゲン(アレルギー症状を引き起こす要因)に弱かったりして、症状が出やすく、命の危険にもかかわる場合もあります。
特にゴマは、健康面で良いと言われ、食べ物に混ぜたりしやすいこともあり、離乳食に使うことも多いようです。そのため、ごまアレルギーの子どもが増えています。
アレルギー品目に注意
お子さんに関しては、2歳か3歳ぐらいまでは、食品アレルギーの注意事項に含まれる食材には注意して、できれば避けるようにした方がよいでしょう。
表示義務がある特定原材料
えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生
表示が推奨されている品目
こちらは表示義務ではないため、原材料に含まれていても表示されない場合もあり。
あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、 牛肉、くるみ、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン
アレルギー品目は、2013年に追加されたゴマとカシューナッツのように、今後も増える可能性があります。