色が黒いのは、はったい粉とコーヒーを使っているため。【更新日】

- 時短発酵で気軽に作れる
- 米粉でもっちり
- グルテンフリー
- 早食い防止の噛みごたえ
- 食物繊維はったい粉
糖質制限・グルテンフリーのパン
関西で呼ばれる「はったい粉」は、関東では「麦焦がし」「香煎(こうせん)」とも呼ばれるそうです。
「大麦」を炒って粉にしたもので、小麦と比べて食物繊維・ミネラル豊富な、血糖値が気になる人には重宝する食材です。

はったい粉 米粉 炭酸(重曹)
食物繊維のおかげで、腸内環境改善・便秘解消効果につながります。また、ビタミンB群も多めなので、疲労回復、老化防止、美肌などの効果にもつながるとか。
ただし、そのような効果につながるかどうかは、「続けられるか」が問題です。
今回の糖質制限パンなら簡単に作れますから、継続的に食べることができるでしょう。作り置きもOKです。
ラップに包み冷蔵庫(野菜室)に入れておけば数日以上もちます。長くてどれぐらい大丈夫かは、試してないのでわかりませんが、冷蔵庫に入れておけば安心です。
レシピ:糖質制限パンの作り方
材料
- はったい粉200g
- 米粉450g
- 炭酸(重曹)15g
- 熱湯500~700cc
- アイスコーヒー200cc
- カルピス80cc
ほのかな甘さを出すため、冷蔵庫にあったコーヒーとカルピスを加えてみました。なくても構いません。
作り方
1はったい粉と米粉、炭酸を厚めのビニール袋(ジップロックなど)に入れて、よく混ぜる。 2アイスコーヒーとカルピスを混ぜ入れ、そこに熱湯を少しずつ入れながら、こねる。 3何度もこねながら、硬さ加減をチェック。(耳たぶ位の硬さ) 4ビニール袋に入れたまま、30~40分放置。(発酵) 5フライパンにくっつかないタイプのアルミホイルを敷いて、発酵した生地を適当な大きさに丸め、(手ごねハンバーグみたいに)弱火で焼く。 65~6分焼いたら裏返して、また5~6分焼く。(あくまでも目安です)様子を見ながら焼いてください。 6爪楊枝でさしてみて、ねっとりくっついて来なくなったら(ある程度の固さ)出来上がり。大きさにもよりますが、15個位できます。直径10cmほど、小さなどら焼きぐらいの大きさ。
今まで何回か作ってまして、(試行錯誤)発酵時間は40分ぐらいで出来ています。
焼く時間は、分量とフライパンの大きさで違ってきます。お好みで、材料を加減してみてください。
よく噛んで食べましょう
砂糖などで甘み付けは、しない方がヘルシーです。そのままでも、よく噛めばおいしいです。
「よく噛む」ことが大切です。米粉のもっちり生地は、ほどよい硬さで噛みごたえがあります。
パクパクと早食いすると、血糖値の上がり具合が急になってよくありません。(血糖値スパイク)
味は、物足りなければ、焼き上がった後に、ハチミツやバターをつけるなど、好みで味の調整が可能です。
ベジファースト
一般的な小麦のパンより「糖質制限」食品としては優れますが、血糖値が気になる場合は「ベジファースト」(野菜から先に食べる)な食べ順がいいです。
野菜の食物繊維が、血糖値の急上昇を妨げ、インスリン分泌を抑えられます。
野菜・きのこ類 → 肉・魚 → 炭水化物という食べ順が基本となります。