春先になると、やや大きくて収穫仕立ての
新玉ねぎが店頭に並びますね。
肉厚で水分が多く、シャキッとして甘いです。
サラダにして食べるとほんとに美味しいですよ。
日持ちがしないので、冷蔵庫に保管した方がいいですね。
一般的に店頭に並んでいる玉ねぎは、
黄色い玉ねぎや白玉玉ねぎで、
春に収穫して約1ヶ月間乾燥させて貯蔵した物が、
一年中出回っています。
玉ねぎには、”ファイトケミカル”と言う物質が含まれていて、
これは私達の体にとても良いもので、
ガン予防や免疫力を高めるという作用があります。
また、血液をサラサラにし、
血流を良くしてその結果、血圧も下げる働きがあります。
玉ねぎをスライスして、酢に浸して、酢玉ねぎを作ります。
この酢玉ねぎが大変体に良い効果を出してくれるんです。
その効果としては
1,血液をサラサラにして、血液のネバネバを防ぎます。
2,玉ねぎ成分の硫化アリルとお酢の力で、
動脈硬化の改善がされ、血圧も下げる効果があります。
3,玉ねぎの成分の硫化アリルは、
糖を減らし、玉ねぎの食物繊維が
血糖値を下げる働きがあります。
4,免疫力も高めますし、骨粗しょう症にも、
骨に必要な栄養をキチンと運んでくれますので、
予防、改善が期待出来ますよ。
この様に、玉ねぎと酢の力で
物凄い効果が期待されますね。
酢玉ねぎの作り方ですが
●玉ねぎ4~5個を1/4に切り分けスライスします。
スライスしたらそのまま常温で15分位放置します。
●広口ビンに入れて、酢をヒタヒタになるように入れて、
そこに塩、みりん(ハチミツ)も入れます。
好みの味付けにします。
●時々混ぜて2~3日付けて置きます。
●1日の摂取量は、50~60gがいいですね。
一度に食べずに、食事の度に分けて食べる方がいいと思います。
食べ方としては、
簡単な人気レシピを紹介しますね。
●寒い冬にピッタリ
芯までトロトロスープ
炊飯器で炊きますので、本当に簡単ですよ。
玉ねぎ丸ごととベーコン、コンソメ、塩、こしょうを
家族の人数に合わせて入れて、スイッチを入れるだけです。
●酢玉ねぎの汁を利用してポテトサラダです。
マヨネーズ、プレーンヨーグルト、
酢玉ねぎと汁を入れてさっぱりサラダです。
●人参ドレッシングにします。
人参をすりおろして、そこに酢玉ねぎの汁、塩麹、ハチミツを入れ、
シャカシャカ振ってドレッシングの出来上がりです。
生野菜やお肉に掛けても美味しいですよ。
玉ねぎ成分の硫化アリルがビタミンB1と結合して、
疲労回復に効果があるようです。
また、内臓脂肪も落としてくれますので、
血糖値も抑えて、肝臓の機能も強化してくれます。
抗菌作用もありますので、
虫歯で痛い時は玉ねぎをすりおろして、
虫歯の中に詰めたら痛みが取れますよ。
歯が痛いのは我慢出来ないですものね。
そして、水虫にも効き目があるようです。
玉ねぎでも酢玉ねぎは、いい事ばかりで、
簡単に作れますので、常備食として毎日食べるようにしましょう。