ヒアリに刺されても落ち着いて対処!まず刺されないよう気をつけるには

ヒアリ(火蟻)は南米原産ですが、その脅威は世界中に広がっています。日本国内では2017年5月兵庫県で発見されて以来、数カ所で存在が確認されています。

国内あちこちで、 強い毒を持つヒアリの発見が相次いでいるというニュースを聞いて、とても怖い気分にさせられます。

もしもヒアリに遭遇したり、万が一にでも刺されてしまった場合、私たちはどうすればいいのでしょうか?そもそも刺されたくはないですから、どのように対策すればいいでしょうか考えてみました。


ヒアリに刺されたらどうなる? アナフィラキシーショックのリスク

毒針で刺された瞬間「熱い!」と感じるような激しい痛みを感じます。その痛さが「火のように熱い」から「 ヒアリ=火蟻 」と呼ばれる由来だそうです。

刺された後の症状は人によって違ってきますが、レベルとしては、「激しい痛み・かゆみ・腫れ・発疹」→「かゆみを伴うじんましん」→「呼吸困難・血圧低下・意識障害」という感じで酷くなっていくそうです。

アナフィラキシーショック

ヒアリの毒はハチの毒に似ているため、ハチに刺された経験をもつ人はアナフィラキシーショックのリスクが高まります!

アナフィラキシーショックとは、今回のヒアリの場合で言えば、ヒアリの毒に対するアレルギーをもっている人が 急性アレルギー反応をおこし、最悪だと死に至るという恐ろしいものです。

また、ヒアリは集団で何度も刺してくるとのことで、 アナフィラキシーショックを起こしやすいとうリスクがあります。

1回刺されてしまうと、人の体内に抗体が作られてしまうことでアレルギー反応が起きるということですから、ハチに刺された経験をもつ人同様に、ヒアリの攻撃を受けてしまった場合はリスクが高まるということになります。早急に医療機関へ駆け込むようにして、アナフィラキシーのリスクがあることを医療スタッフに伝えます。

ヒアリに刺された場合の処置

「刺されたら20~30分は安静にする」「容態が急変したらすぐに病院へ」などの情報をよく見聞きしますが・・・。

刺されるとすぐ激しい痛みを伴う状態なのに、20~30分も「安静」にしていられるのでしょうか?と疑問に思ってしまいます。

激しく動くと血流に乗り毒が回るので安静に、とのお話のようですが、もし刺されてしまった時には、やはり出来るだけ早く医療機関へ行くようにした方がいいと思います。なるべく激しい動きは避けながら移動するのが良さそうですね。

ちなみに、ハチに刺されたときには皮膚科、ということで、ヒアリの場合も皮膚科に行くのが通常のようです。

その間に取り急ぎ患部を冷やしましょう。水道水など清潔な水を使えるようでしたら洗い流すようにしながらしばらく冷やすと尚よいでしょう。

救急車を呼ぶ

もし、体に力が入らないとか、動けないといった明らかに異常な症状が出る場合は、迷わず救急車を呼びましょう。前述したアナフィラキシー(急性アレルギー反応)で命に関わる事態かも知れません。救急車を呼ぶ程の事態になってしまったら、無理に動かず救急車到着まで安静に待っていましょう。

病院へ行ったら、「ヒアリに刺された」「アナフィラキシーの可能性」をしっかり伝えましょう。

なにしろヒアリのことはまだ広く世の中に詳しいことが広まっていないので、今後もし「ヒアリに刺されてしまった」というニュースでも出てくれば、どのように対応がなされたか、など注意深く見ておくことが必要ですね。

まだまだヒアリなんて一部での話と、高を括っていると本当に痛い目にあうかも知れませんからね。

ヒアリに刺されないために気をつけるには

ヒアリと他のアリは見分けがつかない

ヒアリは赤っぽく体長2.5mm~6mmほど。日本には他にもヒアリと似たような赤っぽい色のアリや中型のアリもいるので見分けにくいですが、そのようなアリを見つけた場合には絶対に触らないように注意してください。特にお子さまをもつ親御さんは気を遣いますよね。

ヒアリのアリ塚

ヒアリの特徴のひとつとして、土で大きなアリ塚をつくります。 日本ではこのような特徴をもつアリは生息していないとのことです。海外での研究映像を見たことがありますが、蟻塚を棒などで突っつくと、中からものすごい数のアリが勢い良く出てきます。

ヒアリは何もしなければ刺さないけど、不用意に近づくと怒って襲ってくるので、近寄らないことが第一です。

アリ塚らしきものを見つけても、近づいたり踏んづけたりしてはいけません。おびただしい数のヒアリ攻撃を受け、刺されるリスクが大きいです!

恐ろしいことに、一匹のアリが何回も刺します。そして、仲間のアリたちも連鎖反応的に刺してきますので、かなり危険です。

もしヒアリらしき蟻や蟻塚を発見した場合は、むやみに 殺虫剤や熱湯をかけたりせず、専門機関に通報していただくようにとのことです。 アリ塚・巣穴に殺虫剤や熱湯をかけても、巣の奥までは届きませんので、しっかりとした駆除になりません。

環境省の地方環境事務所に「ヒアリがいるのを見つけました。」と伝えてください。発見したアリの写真を撮っておくと参考資料として役に立つこともあります。

リンク
地方環境事務所

今のところヒアリは都市部にいる可能性は低いですが、今後は都市部にも進出してくる恐れもあります。ヒアリの中には羽のついたものがいて、風に乗って20キロも移動する能力があるとされているからです。

都市公園や街路樹など日当たりのいい場所に巣を作るそうなので、お子さんのいるご家庭では特に気をつけていただきたいです。

ヒアリ対策・駆除・トラップ・毒餌

アリ専用の殺虫剤は効果があります。ただし家の中に侵入した時は効果的に使えますが、巣穴に使うと逆に襲われる可能性があるので、アリ塚・巣穴を発見した時は自治体や環境事務所に連絡すべきです。

ちなみに、ヒアリ対策に熱心な研究を行っているフマキラーのアリ対策用品は実際に効果ありとのことで人気が高まってます。

Check!いろんな商品が出てます
フマキラーのヒアリ対策商品

さいごに

ヒアリ騒ぎが起き始めた当時は、港のコンテナ内での発見にとどまっていましたが、地面での繁殖の兆候が確認されたことで、「危険度のステージが上がった」と専門家は指摘しています。

コンテナの外に巣があったということは、一気に広まってしまう危険性があります。ヒアリは日本のアリに比べて数倍の繁殖力があるとされるのです。

国や地方自治体も、アメリカや台湾、ニュージーランドなど諸外国の状況を鑑みて、有効な対策を行ってくれることに期待します。早くこのヒアリ騒ぎが収まるといいですね。

私達のような一般市民としては、とにかくヒアリやヒアリらしき蟻、アリ塚・巣穴を見つけた時には、不用意に近づいたり殺虫剤などで攻撃せず、専門機関に連絡しましょう。殺虫剤を使う場合は家庭内で発見してしまった場合ぐらいにしておいた方が無難です。

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