青じそ&らっきょう どちらも臭いが強い食材です。これらを一緒に食べることで相乗効果になるとのことで、むくみや冷えの改善にどのようなメリットがあるのか調べてみました。
青じそは独特の香りで、食欲増進や殺菌作用があります。また、精神安定にも効果があり、普段は刻んでドレッシングをかけて食べたり、お刺身の「つま」などに利用されます。そしてらっきょうは、主にカレーライスの時の薬味とか、お漬物感覚で食べられますよね。
紫蘇らっきょうのデトックス効果( 利尿作用 )
しその成分には、昔からむくみを取り除く効果が知られています。大葉10枚で50mgのカリウムが含まれていて、血中の塩分を体外に排出してむくみの予防や改善に効果的です。そして殺菌効果も強いので、体内の毒の排出をしてくれる食材です。
らっきょうにも利尿作用の高い成分があり、硫化アリルという成分が血液サラサラにして、全身の代謝をアップしてデトックス効果があります。
紫蘇らっきょうで冷え改善
水分は人間にとって絶対必要なものですが、水分量が多ければ良いと言う訳ではありません。ちょっと冷えたりすると、くしゃみが出たり、鼻水が出たりしますが、これは余分な水分を体外に排出して、冷えを呼び込まないようにしているんです。そうすることで、身体を温める働きを自然と しているんです。
冷える事は体には害となり、いろんな体調不良がおきてきます。例えば、肩こり、頭痛、生理痛、生理不順、アトピーなど。
冷えには関係ないように思えますが、体温が下がると免疫力が落ちて、このような状態が起きてきて、病気になってきます。なので、余分な水分を排泄する必要がありますが、この紫蘇らっきょうは水分排泄に大変役立ちます。
紫蘇らっきょうの相乗効果
この様に、むくみ対策の利尿作用もあって、冷えない体作りをするのに、紫蘇とらっきょうの組み合わせでは、更にお互いの薬効を高める事になります。
脱水症状にならないために、水分補給も大切ですが、余分な水分を排出し、むくみや冷えを取ることは、簡単そうでなかなかうまくできないものです。なので、紫蘇らっきょうでより効果的に排出して、免疫力とデトックス効果が高められます。
排尿が衰えると、老廃物がどんどん溜まってきて、腎臓や肝臓が衰えてきて、高血圧やむくみ、膀胱炎になる原因にもなります。紫蘇に含まれるオレアノール酸が利尿を促す効果があり、抗菌作用もありますので、解毒作用も
持っています。
らっきょうには水溶性食物繊維が多く、フルタンという成分が含まれていて、これは腸の中で善玉菌のエサになり、善玉菌が増えれば免疫力が強くなりますので、是非紫蘇らっきょうを食卓に取り入れましょう。
らっきょうは、単品で食べると硫化アリルが強すぎて、胃を荒らしてしまいます。そういう意味でも、紫蘇と一緒に食べる事をオススメします。
紫蘇らっきょうの作り方
青しそ5枚位と味付けしていないらっきょう5粒位を、粗みじん切りにして和えるだけです。
他にも食べ方としては、豚肉に巻いて蒸し焼きにしたり、玉ねぎやゆで卵と一緒にタルタルソースなどにしても美味しく食べれますよ。
最後に
紫蘇もらっきょうも、それぞれ美味しい食材です。しかしどちらもそんなに多くは一度に食べれない食材でもあります。
紫蘇にもらっきょうにも沢山の薬効がありますので、より効果的に食べるには、紫蘇とらっきょうを一緒に食べる事が良いようです。冷え改善や利尿作用や免疫力を高める効果がに特にありますので、日々の食事に摂り入れるように心掛けましょう。