味は殆どありません。なのに夏には外せない食材なんです。味もないのに、なぜ人気があるのか? ご紹介します。
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冬瓜は皮まで食べれて栄養満点
冬瓜といえば、スイカと同じく利尿作用があります。しかし、皮にも利尿作用があり、栄養満点だと知っている人は少ないのではないでしょうか。
実際、私も知らなかったので、今まで皮は捨てていました。ダイエットを考えておられる方は、是非利用してみましょう。
冬瓜は夏の食材
冬瓜は「冬の食材」かと思いがちですが、実は「夏の食材」なんです。非常にカロリーが低く、ビタミンやミネラルが、実だけでなく皮にもあり、栄養価が高いんです。
皮は「漢方薬」にも使われるほどなので、捨てたらもったいないですね。さっと茹でて、千切りして、ニンジンやゴボウと一緒にきんぴらにしたら、一品出来ますよ。
冬瓜は低カロリーでダイエット効果あり
冬瓜はほとんど水分で出来ていて、そして夏野菜なので、体を冷やす性質があります。なので、体を温める海老などの食材と一緒にお料理すれば、効果的です。
低カロリーなので、お腹いっぱい食べても大丈夫です。本当に痩せたい方は、冬瓜料理を食べましょう。
冬瓜そのものには味がありません(とても薄味)が、一口大に切ってさっと茹でて、鶏肉や海老や季節の野菜と煮込めば、冬瓜自体がしっかり味を吸ってとても美味しいです。
たくさん食べてもカロリーが低いので、安心して食べれますよ。ダイエット中でも安心ですね。
冬瓜の利尿作用で水太り改善
先ほども言いましたが、冬瓜の大部分(95%ほど)は水分で出来ていて、利尿作用の効果も高いです。
ビタミンCや食物繊維も多いので、便秘にも良いし、サポニンもあり、糖や脂質の吸収を抑えて、肥満予防にも効果があります。
サポニンは、他にも悪玉コレステロールを低下させたり、咳や痰(たん)を抑制したり、肝臓の機能を高めたりします。
特にむくみのある、いわゆる「水太り肥満」の方は、毎日続けて食べると、効果のある野菜といわれています。100gあたり16キロカロリーと低カロリーなので、沢山食べても大丈夫ですよ。
体を冷やす性質を利用して、夏バテや熱中症対策にもなります。冬瓜は、大体6月から9月位まで販売されます。
丸ごと買ってカットし、下茹でして冷凍保存すると、長い間食べれますので、小分けして保存しておいてもいいでしょう。
冬瓜:さいごに
冬瓜は、そのままでは、それ程美味しい野菜ではありませんが、(味が薄いため)料理を工夫することで、栄養価も沢山あり、利尿作用もありますので、むくみのある人や、便秘などのある人は、是非続けて食べましょう。
ダイエット効果の期待も大ですので、試してみて下さい。皮にも栄養がありますので、捨てないで利用しましょう。